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鑑定評価の必要性

鑑定評価の必要性不動産の価格は一般の商品やサービスと同様、市場における需要と供給によって決定されます。しかし、一般の商品が自由競争市場の中で、ある程度決まった価格が形成されるのに対し、不動産は同じものが二つとない特殊な財で、一般の商品のような定価というものが存在しないため、売り手と買い手が交渉を行うことにより、個別に取引価格が決定されるのが一般的です。

ところが、不動産はその特殊性に加え、取引当事者の主観的な見方や様々な事情により、実際に取引された価格は必ずしもその不動産の適正な価格を表しているとは限らず、また、その適正価格を把握することも容易なことではありません。

そこで、不動産の適正な経済価値を把握する必要性が生じた場合には、公平・中立の観点から、不動産鑑定士が第三者の視点に立って客観的かつ適正な時価を判定する「不動産の鑑定評価」が有用と判断します。

不動産鑑定士は、不動産の価格形成メカニズムについて、体系的な知識や技術を修得した鑑定評価を行うことができる唯一の専門家であり、不動産の経済価値に影響を与える様々な要因を分析、検討して、理論的かつ実証的に不動産の適正な価格を導き出します。その際、その結果に至った根拠を示す文書として作成するのが不動産鑑定評価書であり、緻密な調査と実証的データに基づいた鑑定評価額及びその決定に至るプロセスが詳細に記載されています。

不動産鑑定評価書は、不動産の客観的かつ適正な価値を証明する有用な資料として、公的機関や民間の様々な分野・場面で広く活用されています。